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第62回
「2004年総括(1)/高槻ジャズ・ストリート」

とにかくずっと時間が無くて無くて、久々の日記になってしまいました・・・。『今年の総括シリーズ』ということで、まず第一回は毎年恒例の「高槻ジャズ・ストリート」。
5月3日&4日の開催だったのですが、僕がアルバム「スターダスト」で共演したドラマーのグラディ・テイトが今年の超目玉ゲストとして来日出演・・・素晴らしいコンサートとなりました。
ドラマーであるグラディに今回は「シンガー」としてのステージをお願いしたのですが、彼はボーカル・アルバムを何枚もリリースしている達者な歌手としても有名なのです。

今年の高槻ジャズ・ストリートも本当に大盛り上がりでした・・・と言うか、年々ますます素晴らしくなっていってる気がします。

僕が出演した会場の「現代劇場」は超満員、入りきれないのにそれでもまだたくさんのお客様がどんどんいらして・・・。
他にも何十ヶ所の会場でのコンサートやライブが有って、それもすべて無料で聴ける・・・いつも思うのですが、本当にすごいことですね!
このフェスティバルのお陰で、今までジャズを聴いた事が無かった方々が新たにジャズ・ファンになったり、ロックやニュー・ミュージックをやっている若者がジャズに目覚めたり・・・と、高槻の「ジャズ人口」が確実に毎年増え続けているのは間違いないです!!!




どんどんとお客様が流れ込んでくる・・・。
見る見るうちに超満席に。
毎年立ち見のお客様もいっぱい・・・。



先ずはグラディのドラムで2曲

左から、ミツアキ(p)
高槻ジャズ・ストリートの総責任者でベーシストの蓑輪裕之(b)
グラディ・テイト(ds)


アルバム「スターダスト」の中の曲を、コンサートでグラディと一緒に演奏できたのはとても幸せでした。



グラディのボーカル!

ドラムスは関西時代の旧友、大曽 学(ds)
そしてグラディが歌をたっぷりと・・・。
ドラマーとしてはよく来日していますが、彼の歌をこれだけたっぷりとはなかなか聴けません! 1〜2曲は歌う事があっても、これだけちゃんと歌手としてのステージを聴けることは日本ではまず無いと思うので、今回は本当に貴重なコンサートとなりました。



大ホール満杯のお客様が聴き入る・・・

スタンダード曲はもちろん、グラディのオリジナル曲、ジャズ・サンバも有りと、バラエティに富んだステージでした。






ステージが終わって記念写真を。

左から
大曽 学(ds)
グラディ・テイト(vo、ds)
岸ミツアキ(p)
蓑輪裕之(b)


「高槻ジャズ・ストリート」が終わって、グラディと一緒に東京へ・・・。「Tokyo TUC」で共演ライブが実現。
ここでもグラディはドラムにボーカルにと大サービスしてくれました(笑)。



ミツアキ(p)
中村新太郎(b)
グラディがボーカルの時のドラムスは井川晃(ds)
とても72歳とは思えない素晴らしい歌とプレイでした!

ジャズの歴史と共に歩んできた「超一級の名人」と何日間かギグをしながら一緒の時間を過ごせる・・・というのは色々な意味で得るものが本当に大きいです。今回も貴重なひとときでした。

ちなみに、過去の「高槻ジャズストリート」に関して「ミツアキ日記」第12回第26回第38回で色々と触れているので、ぜひそちらもご覧下さいねっ!!

(2004年12月2日・記)



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