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第26回
「高槻・ジャズ・ストリート/秋吉敏子サンと」

5月5日、6日に行なわれた「高槻・ジャズ・ストリート」は毎年、毎年、加速度を増して大盛り上がり!
以前にもこの「ミツアキ日記」(第12回)で昨年度の模様を紹介しています。
僕の旧友であるベーシストの蓑輪裕之さんがそもそも起こしたこの企画。初めは小さい規模だったのに、今では市を上げての超・大イベントに!!!
無料ということで、当初はどうなることかと思っていたら、逆に「無料」という心意気に魅せられて、応援してくれるスポンサーの方々が沢山出てきたり、カンパや、資金源の「Tシャツ」を購入してくれたりと、町中が協力する体制になってきたのには驚きです。
・・・社長ッ! そんなに高額寄付したら・・・「タカツキ」だけに無料でも結局「タカツキまっせ〜!」(なんや、これが言いたいんかい!)・・・。
それにしても若いボランティアのみんなをはじめ沢山の方々の力が無ければできない催し。皆様、本当にお疲れ様でした・・・そしてありがとう!

さて僕は6日のみの出演だったのですが、前日の5日も旧友の蓑輪トリオに鍵盤ハーモニカで飛び入り参加! 



市民グランドのステージ

鍵盤ハーモニカで乱入?

そして6日は現代劇場でのステージ。
1部、2部と入れ替え制でも入りきれない大盛況ぶりで、僕は両方に参加。
1部はシンガーの金子晴美サンと。
2部は蓑輪裕之トリオ・フューチャリング岸ミツアキの演奏。ここでは僕のドラムレス・トリオの最新作からも何曲か演りましたが、今回のドラムスが入ったバージョンは貴重かも?
そして古谷充(as,vo)サン、奥田章三(tp)サンが加わったジョイント。
続いて秋吉敏子サンのソロ・ピアノ。その後は恒例のジャム・セッションで、僕の鍵盤ハーモニカが登場。

この鍵盤ハーモニカのおかげで、去年はローランド・ハナさん、今年は秋吉敏子さんと共演できたのは感激でした。ただでさえピアニスト同士ってあまり一緒に演れる機会ないんだよね。


現代劇場でのステージ

1500人以上のホールは、1部・2部とも立ち見で満杯。
入れなかったお客様、ごめんなさい!




ステージが終わって。

左から、
蓑輪裕之(b)、
こちらも旧友の大曽学(ds)、
綺麗なピンク色ドレスの
金子晴美さん、
ミツアキ

大好きなシンガー金子晴美サンはホントにナイス・パーソン! 今回のステージでもお客様はもとより僕達まで楽しませてくれたのでした。



打ち上げで秋吉敏子サンと。

鍵盤ハーモニカのことを「あの、ちっちゃいピアノかわいいわねっ。」・・・だって。
秋吉サンの方がかわいいです!・・・ハイ。

実は秋吉サンとはニューヨークの「バードランド」でお会いしてるのです。
僕の前作「ステッピン&スインギン」のレコーディングが10月6、7日、そして秋吉さんのアルバム「トリビュート・トゥ・D.エリントン」は10月3、4日レコーディング・・・両方ともに同じ平川生芳プロデューサー、もちろん「BMGファンハウス」からリリースされたのです。
ということで、平川サンはニューヨークで同時に2枚のアルバムをレコーディングしたというわけです。

話が飛びましたが、秋吉サンのオーケストラが4日に「バードランド」に出演していたので、平川サンと一緒に伺ったのでした。
今から思えば、秋吉サンはお昼にレコーディングして夜は「バードランド」でライブというヘビーなスケジュールだったんですね・・・御年70歳を越えてこのパワー! 凄い!!

今回も僕自身が感動をいただいた上に、お客様にはアルバムもハンパじゃなく沢山買って頂いて、心から感謝です・・・「高槻ジャズ・ストリート」に乾杯!!!
そして蓑輪サンを始め関係者の方々、スタッフの皆さん、本当に本当にお疲れ様でした!!

[追伸]
「ミツアキ日記・第12回」で高槻ジャズ・ストリートの趣旨・昨年度の模様などを紹介しています。そちらも合わせてご覧下さいね!

(2001年5月23日記)


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