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第44回
「岩手県ビッグバンド連盟(IBL)
&なつかしの昭和歌謡曲」

♪11月17日に「第15回/岩手県ビッグバンド・フェスティバル」のゲストに呼んで頂きました。

何と7つもの社会人オーケストラが参加するイベントで、出演者だけでも100人ぐらいでしょうか。皆さん、和気あいあいで素晴らしい音楽祭でした。
僕はピアノ・ソロで2曲。それと「盛岡ジャズ・オールスターズ」と一緒にカウント・ベイシーでお馴染みの「ワン・オクロック・ジャンプ」を。
そして最後に、それぞれのビッグ・バンドの合同演奏「A列車で行こう」にも参加させて頂いたのでした。


(左)ソロで2曲

(右)司会の方とトーク・コーナー?



盛岡ジャズ・オールスターズと。
それにしてもサキソフォン9人ってアンタ(笑)




コンサートのラストは
全バンドからピックアップメンバーで。
それにしても凄い人数!
(フォトby瑞彦チャン)

いやぁ、楽しかったですよ。
コンサートが終わってからの打ち上げがまた凄い人数!  「それでは岸ミツアキさんに、ひと言ご挨拶、感想などを頂きましょう・・・」ということで前に出されたので・・・皆さんの写真を撮らして頂きました(笑)・・・【右写真】
【左写真】は、いつも何かとお世話になっている箱石ひろとサンと「スペイン倶楽部」のオーナーでもある西部さん。

(左)箱石ひろとサン(tp)
西部サン(ts・中央)
(右)僕が撮った皆さんの打ち上げ風景。
今回、「もりしんビッグ・サウンズ」「盛岡ジャズ・オール・スターズ」「花巻リズム・ヤンガー」「NEC・GBポップ・ジャム・オーケストラ」「久慈ブルー・ノーツ」「斉藤正敏とニュー・リバティーズ」「サンド・パイパース・オーケストラ」の皆様には本当にお世話になりました。ありがとうございました!!
これからもぜひ長く続けて頂きたいコンサートです!


♪さて、11月は2回も盛岡へ行ったのでした。

27日は鈴木牧子(p)さん主催のジャズ・ピアノクリニック。これがまたユニークでいい生徒さんばかりで最高。

今回は男性が2人いらっしゃたのですが、そのうちのひとりが僕のホームページにもよく写真を提供して頂いてる、吉田瑞彦サンです。ジャズ・ピアノを弾く、やり手弁護士さんで、心からジャズを愛している方です。
もうひとりは同じくジャズ・ピアノを弾く歯科医のジョージ及川こと、及川浄司氏で、情熱熱烈強烈ピアニストです(笑)。
他にも美人主婦、美人実業家、美人教師、美人・・・と、・・・・・・牧ちゃん、このぐらいでいいかい?(笑)。

クリニックが終わってからのトーク?ジャムセッションでも大盛り上がり、盛岡の灯は暮れていったのでありました。
そしてジャム・セッション会場と化した「アヤノズ・バー」のマスター、ありがとうございました!


♪さてさて、話はムチャクチャ変わって29日は「鍵盤職人・綾小路みつ麿?」でのお仕事でした。

内容は・・・「なつかしの昭和歌謡曲/〜蘇る! 紅白歌合戦〜」というもので、岩手県民会館大ホールで行なわれ、12月22日に(岩手放送)IBCテレビで放送されるというもの。
演奏は「箱石ひろと&IBCニュー・サウンズ」。

実は今回の出演歌手の方々名前を聞いて、箱石さんにお願いして僕も参加させて頂いたのです。
東京に移って9年間はジャズ一筋でした。
関西時代はジャズ以外に音楽番組などで様々な歌手のバックやドラマ、CM・・・等、ピアノでのお仕事をやってきました。アイドル歌手から、大物演歌歌手・・・・でも今回の歌手の方々の唄は僕が小さい頃、母親がよく歌っていた歌の数々で・・・こういう唄が昭和の歌謡史を支えてきたのです。
それに田端義夫サンは、今は亡き僕の父が若かりし頃にサイド・ギターとして仕事をご一緒したことがあるらしく、僕自身もかれこれ18〜19年前に1〜2度ご一緒したことがあり、それ以来でした。
とってもいい方で、休憩中に田端さんの方から話し掛けて頂きとても光栄でした。

田端さん「チョッとB♭くれる?」
みつ麿「はい。♪ジャララ〜ン」
田端さん「♪モォ〜ナリサァ モナリサ メン ハブ ネイムド ユー・・・・こんな曲演りたいよねぇ〜」
みつ麿「・・・。」(イェ〜イ!)

そして一緒に写真をパチリ!
たまたま居たテレビ局の女性の方にシャッターを押して頂いたのですが、田端サンがあまりにカメラを構えている女の子を指さすので、よっぽど小さいデジタル・カメラに興味があるのかなぁ?と思い・・・

みつ麿「あのカメラ小さいでしょ?」と聞くと・・・
バタヤン「いやいや、カメラはどうでもいいけど、その下の胸のふくらみがイイねぇ!」
みつ麿「・・・。」
83歳にもなって、なに言うとんねん!!(笑)


バタヤンこと
田端義夫サンと。
さて次は二葉あき子さん・・・なんと89歳です!
この際、歌が昔より落ちたとかどうとかより、存在が凄い。現役歌手で最長老格でしょう・・・きっと。
89歳で歌える・・・というか、旅をしてステージに立てるという事は本当に幸せだと思いますよ! とりあえず89歳まで生きるだけでも難しいよねぇ。
今回歌われたのは「さよならルムバ」に「夜のプラットホーム」。この「夜のプラットホーム」は服部良一の名曲のひとつ。
こんな機会は二度とないかもしれないので恐る恐る休憩中に話し掛けてみました。

みつ麿「現役でお歌いになっているのは素晴らしいですねぇ・・・」
二葉さん(煙草をオモイッキリふかしながら)「でもねぇ、もうヤバイのよぉ・・・耳も聞こえないし・・・音程がフラットするのよねぇ・・・」
みつ麿「いやぁ、まだまだ頑張って歌って下さい。」
二葉さん「まぁ、音程がフラットするのは私の家系なのよぉ!・・・(煙草をプッカァ〜!)
みつ麿「・・・???」
・・・とっ、しばしお話したのでした。

ステージが始まる直前に写真を一緒に撮って頂いたのですが、改めて僕の顔を見て「あらっ、さっきの坊や・・・」と言って手をギュウっと握ってくれたのでした。
左隣は菅原都々子さん。今回は「月がとっても青いから」「連絡船の唄」を歌われました。


向かって右から
菅原都々子さん、
みつ麿、
89歳現役の
二葉あき子さん、

大津美子さんは「東京アンナ」と「ここに幸あり」を歌われました。両方共に超名曲ですよねっ!
一杯お話させて頂きましたが、気さくで素敵な方でした。
歌声も健在で、いまだにアレンジをちょくちょく変えられてるとか。



大津美子さんと。
ちなみに「ここに幸あり」は僕のお母さんの大好きな曲でもあります。
次に青山和子さん。
♪まこ・・・甘えてばかりで ごめんね・・・♪・・・と始まる「愛と死をみつめて」は、僕が幼い頃の昼メロの主題歌で、うちの母がいつも見て泣いてました。 ・・・当然、僕も泣いてました。
過去、昼メロでハマッタのはこの「愛と死をみつめて」と最近では荻野目慶子の「女優・杏子」だけです(笑)。



青山和子さんと。

そして他にも三浦洸一さん、畠山みどりさん、ザ・マヒナスターズ、花村菊枝さん、三島敏夫さん、三條町子さん、にコロムビア・トップさん・・・等々が出演されています。
放送日は12月22日(日)15:00〜17:00・・・IBCテレビにて。

それにしても6500円のチケットがコマーシャルする暇もなくすぐに完売とは凄いですねぇ!
歌手の皆さんが登場するたびに客席は涙、涙だもんねェ・・・。


岩手県民会館大ホール

3階席まで一杯だぁ!

それにしても隙を狙ってステージから撮った客席のこの写真!(もちろんフラッシュ無しで)
流石! 名フォトグラファー綾小路みつ麿。

IBCニューサウンズの皆様、
お疲れ様でした!


(フォトbyみつ麿)

今回は十数年振りの歌謡番組だったので、おもわず長くなってしまいました。
まぁ、たまにはいいかっ・・・。

(2002年12月9日記)


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