市民会館の千人あまりのお客さんを沸かしたまでは良かったのですが・・・
顧問の南先生(20代半ばの音楽の女の先生)は終わってから
吹奏楽連盟のお歴々から大目玉をくらったのでした。
・・・そりゃあそうだよね、同級生達がステージにテープ投げるわ、
吹奏楽演奏会なのにピアノソロやるわ、曲目は中学生らしくないわ、
おまけにマイク持ってギャグまでかますわ・・・!
僕が怒られる分にはいいのですが、南先生に申し訳なくて・・・
それで謝りに行ったら、先生はこう言ったのです。
「私は、あなた達のステージが一番楽しかったし、演奏も素晴らしかったと思ってるわ。
まぁ、色々吹奏楽連盟から叱られたけど、あなた達を出演させた事は
誇りに思ってるから心配しなくていいわよ」
・・・今思い出しても涙が出てきます。この言葉が当時の僕の音楽観は元より、
人間形成までにも影響を与えたのは言うまでもありません。
ちょっとした出来事や先生のひと言が多感な少年にはいつまでも心に残り、
多大な影響を与えるんですよね。南先生、本当にありがとうございました!
ちなみに写真の譜面台は実は僕自身の手作りです。
WHJBは「和歌山・橋本・ジャズ・バンド」の頭文字・・・ダッさ〜!!